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(11)宇宙友の会
タイトルからして怪し気な感じですが・・・(^_^;)
これは1993年頃の話になります。
私たち二人は「宇宙友の会」という会に参加しました。これはエネルギー療法家＆研究家の友人のお付き合いのあった会で、この日、友人は用事があって出席できないので、代わりに出て会の話を録音してきてくれと頼まれて参加したものです。
「ええ〜、その会って大丈夫？」とも思ったのですが、ちょっと怖いものみたさもあって参加することにしました。
そして、その宇宙友の会とは。
まず出席者はオジサン、オバサンばかりした。職業は農業や自営業の方が多く、治療家をやっているという人はいませんでした。
主催のオジサンは、街で自営業をやっていたけど、ある啓示を受けたことで家財を処分して山暮らしを始め、そして、自給自足的な生活をしながらＵＦＯとコンタクトをとっているという人でした
とにかく会の内容すらよく分からずに参加しているという状態ながらも、自己紹介を済ませた後、配られた資料などに目を通すと、当時、ロサンジェルスで起きた地震の時にキリストが現れた話や、北海道で何度もＵＦＯに乗って地球の救済活動をやっている人(UFOコンタクティFさん）の話が紹介されていて、ちょっ、ちょっと頭が曲がりそうな気分でした。
他には、予知夢の人がみたお告げの話とか、よくわからない数字を黒板に書いて、何月何日を足すと何を表すとか、天皇陛下が東京にいる時は日本は安全で、海外へ出かけられた場合は日本は危ないといった、終末予言的なとても不穏なことばかりを話していました。
当時、この手の世界には全くのビギナーだった私たちは「この人たちは大丈夫？？」と思ってしまいました（汗）。
色々と話を聞いていくうちに、どうやら宇宙友の会というのは、ノストラダムスなどの終末論をどうやって回避しようかと日夜研究している人たちだということがつかめてきました。
参加者の中に若い男性が一人いたのですが、彼は主催のオジサンから「○○くん、最近オウム真理教はどうなの？」と聞かれていました。「オウムはやめた方がいいよ」なんて主催のオジサンが言うと、彼は「最近は行ってません。最近は●●教に行ってます」なんて話をしていました。
この時は、まだオウムのあの重大な事件前のことでしたが、いたんですねぇ、この会にオウムの信者が・・・。
そして、この人たちの話を聞いていくと、終末の時に大地震とともに500メートルの大津波がやってくるとのこと。日本の大半が水没するので、標高の高いところへ移住して、自給自足で生き延びなければならないということで、こうして集まって相談しているということでした。だから出席者に農業の人がいたりしたんですね。
しかし、この話を聞いた私たちは、「そんなこと言われても・・・。冗談じゃないわっ」と焦るとともに、少々ムッとした気分にもなりました。
ちょうどその頃、奥尻で大きな地震があり、津波でたくさんの方が犠牲になられました。先ほど出たＵＦＯで地球救済活動をやってるオジサンは、この時もＵＦＯに乗って上空から人々に避難を呼びかけたといいう話でしたが・・・、誰か見た人いるのかな？
こんな話で、ある種盛り上がっている宇宙友の会なんですが、参加者たちのこの時の顔が、何故かとっても嬉しそうに見えたんですよ・・・。まあ、来るべき時を心待ちにしているというような・・・。
私たちの気分はなんだかな〜でした(-_-;)
しかし、結局1999年は特に何もなかったですよねぇ？
その後のこの会はどうなったのかはわかりません。今もやってるのかな？
ちなみにこの時に知った話。ロサンジェルスってロス＋エンジェルなんですね。天使のいない町という意味だっていってましたよ。
それでも、冷静に考えてみるとですね、この頃の日本はバブルが崩壊した直後で、でも、まだ世間は全く危機感を感じずに生活していたと思います。ところが、その後の日本は阪神淡路大震災、オウムの事件、大企業の倒産など今まで考えもつかなかったようなことが次々と起きてしまいましたが、このような大きな出来事が次々に起きたことを暗示させるのが、500メートルの津波の話だったのかな？なんて思ってみたりもします。
2012年のアセンションも過ぎ、さて、また何かが変わるのでしょうか？しかし、滅亡とか終末が起きるとかは考えたくないですね。
＜東三河エネルギー研鑽会の日常 2006年9月5日ﾌﾞﾛｸﾞ記事より＞
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