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不思議コラム    〜東三河エネルギー研鑽会の日常 番外編〜

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(31)家康の遺言

 

 

行楽シーズンのお出掛けにパワースポット巡りなんて面白いかと思います。

 

パワースポットに関しては詳しい方々も多く、もう既に行かれたという方も多いと思いますが、有名所としては、伊勢神宮、大神神社、鞍馬寺、天河神社などなど沢山ありますよね。

 

今回は、たぶんパワースポットとしてはあまり認知されていないと思われる場所をご紹介します。東三エネ研がお薦めするローカルパワースポットは愛知県岡崎市にある浄土宗の名刹、『大樹寺』です。

 

大樹寺と言うのは、徳川家と家康のご先祖の松平家の菩提寺です。20年位前のNHKの大河ドラマで『徳川家康』が放送されていた時には、観光バスで全国からたくさんの人が訪れていました。

 

最近ではその時ほどの賑わいはなくなってしまったようですが、地元では有名な歴史あるお寺で、岡崎城を守る鬼門の位置に建てられています。

 

私たちも有名なお寺だということは以前から知りつつも、あえて行くことはありませんでしたが、数年前に岡崎城へお花見に行った折に立ち寄ってきたのです。

 

徳川家康はその死後、日光東照宮に神として祀られました。上野の寛永寺と岡崎の大樹寺が霊廟となっており、先祖の松平家の菩提寺である大樹寺にその位牌を置くように遺言したそうです。大樹寺にはその後の歴代将軍全員の位牌が安置されるようになりました。その位牌が安置されている、宝物殿の中にある位牌堂が今回のパワースポットです。

 

私たちは何の知識もないままにお寺の中を見学しました。将軍の間や大名の通される控え室(石高により3つに分かれていてランク付けされていて襖絵の豪華さに違いがある)などを見てまわりました。そして、順路に従い位牌が安置されている部屋に足を踏み入れました。

 

空調がしっかり管理された静かな部屋で、他の見学所とは雰囲気が違っていました。部屋に入ると、見事に位牌がズラッーーーーと並んでいました。

 

「へぇ〜、すっごーい、こんな風になっていたの?」と部屋の奥へ進んでいくと、突き当りには、家康の生母、於大(おだい)の方と家康、秀忠の位牌と木像が荘厳に安置されていました。

 

コブメロは中心に安置されている家康の木像に目がとまりました。説明には戦前の教科書には必ず掲載された家康の木像と書いてありました。

 

「へぇ、有名な木像なんだ」と思った私はその木像に手を合わせ、「本日はご縁をいただきまして、ありがとうございます」と言いました(T氏より教わった神仏と繋がる文言)。

 

すると、家康の口元が変な気がして、「うむ、よく来たな」と言ってるように何故か感じてしまいました。

 

「あれー?」と思って、その木像をマジマジと見つめました。すると、やはり口元が変なんです。何やらゴニョゴニョと言ってるように感じるんです。言葉にはなってないのだけど、何かをしゃべっていると言う感覚がありました。不思議な感覚を覚えた私はそのまま家康の木像を見つめ、問いかけてみました。

 

この頃始めたばかりのエネルギーワークに様々な戸惑いを覚えていたので、ちょっと将軍様に聞いてみようかしらと思い、「わたしたちの進んでいる道は大丈夫ですか?」と問いかけました。

 

家康は、「うむ・・・」と言うのです。“うわっ、やっぱ何か言ってるよー”と思った私は、他を見ていたドグオ氏に、「この家康さ、何かしゃべってるよ」と手招きをしました。

 

呼ばれたドグオ氏は、「どれ、どれ」と興味深げに木像の前に立ち、家康をジッと眺めました。そして、「口元がゴニョゴニョするというより、表情がどんどん変わっていくのを感じるよね」と言いました。怒っているような顔に見えたり、笑っているように見えたりと表情がクルクル変わるのを感じたそうです。

 

しばらく木像の前で家康がゴニョゴニョ言っているのや、クルクル変わる表情を味わっていたのですが、そろそろ他の将軍様の位牌を見学して帰ろうかってことで、「それじゃ、また」と挨拶をして家康像を後にしました。

 

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この位牌堂に安置されている歴代将軍の位牌もかなりの見ごたえです。ここの位牌は何でこんなに大きいのだろう、将軍様だからかなぁなどとアホなことを考えていたら、実は位牌は将軍の身長の高さに作られていたのでした。「ほお〜」と感心しながら見ていくと、やはり昔の日本人だからなのか、成人男性でも身長は低く、高い人でも155センチ前後だったようですね。

 

『生類あわれみの令』で有名な、犬公方と呼ばれた綱吉の身長も低かったですね。実際の身長は130センチ強と言われていたそうですが、位牌の高さは124センチでした。

 

位牌堂の見学を終え、「ね、何か感じるでしょ?家康さ、ここにいるよ。絶対いるって」とちょっと興奮気味に私が言うと、ドグオ氏は、「うん、何かありそうだね。でも、家康って若いとき苦労したし、天下取ったのも晩年だし、大器晩成型の典型だよな。自分たちも年取ってからうまくいくのかな?」とシケたことをほざきました(-_-;)

 

家康は臨終に際し、「私に会いたくなったら、ここ(大樹寺)へ来なさい。私はいつでもここにいる」と身内や家来に遺言を残していたということを、その後知りました。

 

あの時「絶対にここにいる」って感じたことは、やはりそうだったのかなと思った次第です。

 

この大樹寺に行った日は、なぜか円滑現象があった日でもありました。お花見の後、時間が余ってしまい、どうしようかと考えている時に、ドグオ氏が何気に、「大樹寺って行ったことないよね?」といいました。

 

そして、「えー、場所どこだっけ?どうやって行くのかな?」と私が言うと、目の前を大樹寺行きのバスが通り、「この道、バス走ってるよ」とバスを追いかけてみると、目の前がバス停でした。こんな具合で何気に簡単に楽に大樹寺に行けてしまったのでした。家康に導かれたのでしょうか?私の叔父がやってるお寺も浄土宗ですが、これは関係ないか・・・(^_^;)

 

大樹寺へ行った日の夜、私は何故か原因不明の熱が出ました。翌朝にはスッキリと熱は下りましたが、いわゆるエネ当たりしたのかな?と思いました。そういえば、以前にパワースポットと言われる天河神社に行った時も、ズーッと頭が痛くてたまらなかったことがあるんだけど、これもエネ当たりだったのかな?

 

さて、本人が遺言したくらいなので、大樹寺の木像には家康が宿っているんじゃないかと思わずにはいられません。感性のある方なら何かを感じ取ることができるんじゃないでしょうか。何を言っているのかが分かったらその時はぜひ教えてくださいね。

 

 

東三河エネルギー研鑽会の日常 2006919日ブログ記事より>

 

 

 

 

 

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