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不思議コラム    〜東三河エネルギー研鑽会の日常 番外編〜

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(41)イメージでヒーリング

 

 

ある日のヒーリング交流会で、「今まで目に見える物や手で触ってわかる物の世界でやってきたので、エネルギーがあると言われてもイマイチ、う〜ん・・・ってなるんですよね〜」という意見がありました。

 

また、「目に見える現象があれば分かりやすいんだけど」「実態がつかめると分かりやすいのに」といった意見も聞こえてきます。

 

オーラ写真や波動測定器のように機械を使ってエネルギーの状態を表す方法もありますが、これは日常生活の中で簡単にできるものではなく、なかなかエネルギーの実態や働きを形として目の前に提示することは難しいことなのですが、エネルギーというものは「目に見えないものだけどある」、というものなので、自分に備わっている感覚器官を養いつつ、自分で感じていただけたらなと思うのです。

 

自分で感じることの楽しさが分かると、世界がまた広がっていきますよね(*^_^*)

 

レイキやエネルギーについて、一般的に言われていることは、「相手が必要に思うところに勝手に流れるから、何も考えずにやればいい」です。確かにレイキやエネルギーを使うと思えばエネルギーは使えていますし、伝授されたやり方をすれば使えているはずですし、また、何も考えずに使うことはエネルギーの本質でもあるのですが、これだと経験が少ない方の場合には、何がなんやら、掴みどころのないままになってしまうかもしれないですね。

 

エネルギーを感じる方法は色々あると思いますが、ヒーリング交流会などでご紹介している、比較的簡単に誰でもできそうなやり方にこんなものがあります。

 

相手に手を当てて(当てないやり方でもいいですが)、その時に川の流れをイメージします。イメージする川の流れは、どんな川でもいいのです。近所の川、旅先で見た山間の川、川遊びをしたせせらぎ、豊川、矢作川、長良川、他にもアマゾン川、ミシシッピ川、ナイル川など、自分がイメージしやすい川の流れを思ってみます。ちなみに私のイメージは近所の農業用水です(*´`)

 

イメージは最初に思ったら、あとはそのままぼんやりしていてOKです。相手に手を当てている間中イメージを思い浮かべなくてもいいのです。イメージは一生懸命に力をいれて思えばいいというわけではないのです。力を入れすぎると逆に効果が上がらなくなります。軽くフッとイメージすることがコツです。

 

イメージをして、頭の中はぼんやりしていますが、何かが流れていくような感覚が起きてくるかもしれません。また相手も身体の中に流れる感覚を感じるかもしれません。他にも手がいつもより更に熱く感じるとか、ジンジンするとか、ただ何もせずに手を当てていた時とは、あきらかに何か違う感覚が起きてくるのではないかと思います。

 

受け手側には、「両腕にゾワゾワ何かが来る感じがした」「身体の中を伝わってくる感じがした」「足にザーッと来た」といったような感想があります。また、イメージを入れずに、ただ漠然を流していた状態から、イメージを入れた時に、その切り替わった瞬間にも何かが変わって、例えば、スイッチが切り替わったような感覚を味わう人もいます。

 

これはイメージを使った一つのやり方ですが、こういったことを繰り返してやってみると、だんだんと感覚の違いなどを感じることもできるようなってきます。イメージ力、想像力のトレーニングにもなりますし、また、イメージや想像力を自由に使うことで可能性もどんどん広がります。イメージは自由です。自分の好きなものを使って、どんどんエネルギーと遊んでみる・・・、こんなこともエネルギーを上手く使う方法の一つではないでしょうか。

 

 

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イメージ、想像力、手の感覚、身体の感覚・・・、これらは人間の感覚器官を使って感じ取っていることですが、これをトレーニングしていくことで、やがて第六感や直感といったものに繋がっていくのです。

 

中村天風という、自分が体得した宇宙・自然・人間の真理に立脚しながら、人間が本当に幸福になるための哲学・健康法を解き明かした人がいます。

 

この天風は、人間の五感には、「視覚」「聴覚」「触覚」「臭覚」「味覚」があり、この五感が生じる五つの感覚器官が、それぞれ「目」「耳」「皮膚」「鼻」「舌」にあたると説明しています。そして、これを「五官」といい、「勘をよくする」ことは、この五官の感覚機能を正確にして、優秀にすることであるといっています。

 

「勘」とは、五感で感じられないことを感じ取る、一種の感覚であり能力であり、これが一般的に「第六感」と言われるものです。

 

天風は、インドでヨガの師匠から「お前の使っている五官の機能は、全体のぜいぜい二割、よくて四割でしかない。お前は本能の感覚と感情でしか、五官の感覚を使っていない。これは心の一部しか使っていないことだが、この一部を全部使っているように錯覚しているだけだ」と指摘され、人生を充実して生きるためには、五官を磨かなければならないと悟ったようです。

 

私たちは普段から漠然とこの五官を使っていますが、どうやら五官を十分に機能させている人は少ないようです(>_<) もっと意識して使うようにした方がよさそうですね。

 

「第六感が目覚めないかしら・・・」「直感がよくならないかしら・・・」という前に、自分の五官を最大限に使えるようにすること、それが先決のようで、これが第六感や直感に繋がり、またさらに第六感以上の心の働きができてくると、天風は言っています。

 

この五官を修練する方法として、例えば聴覚ですが、時計をようやく聞こえるくらいに耳から離してその音を注意深く聞き取る、あるいは電車の中などの喧騒の中で一番聞き取りにくい会話を聞き取ってみる・・・といった方法を天風は紹介していますが、これは瞑想をやると、五官が研ぎ澄まされてくるので、遠くの音を耳元で感じたり、遠くの話し声がすぐそこで聞こえるといったことが起きますね。瞑想にも五官を磨くための深い深い意味があるのです。

 

ちなみに、リコネクティブヒーリングなどのヒーリングを受けている時には、こういった感覚が研ぎ澄まされる状態が起きるようです。遠くの話し声が耳元で聞こえたとか、予知夢のような体験をしたり、デジャブがあったりとか・・・、普段では感じられないような、瞑想を深めた時のような体感もあったりします。

 

しかし、ヒーリングをしたらやりっぱなしではなく、ヒーリングが終わってから、ヒーリング中に感じたことや体感したことをお話し分析してみると、「あ〜そうだったのか!」と色々なことに気づくことが多いです。ヒーリングを受ける時は委ねることが重要ですが、その後に体感や経験を注意深く観察してみることが、起きている現象を現実に落とし込む重要な手がかりになるのではないでしょうかhttp://blog-imgs-1.fc2.com/emoji/2007-02-20/34025.gif

 

 

東三河エネルギー研鑽会の日常 2008721日ブログ記事より>

 

 

 

 

 

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