(5)レイキとマントラ
レイキには、シンボルマークとマントラがあります。その中で、「レイキの第三シンボルにはどんな意味があるんですか」と聞かれることがありますが、それは空海の言葉にヒントがありそうに思います。
空海の言葉・・・
遮那は中央に坐す 遮那は阿誰の号ぞ 本是我が心王なり
(しゃなはちゅうおうにいます しゃなはたれのなぞ もとこれわがしんのうなり)
意味・・・
「大日如来は中央に座っておられるが、大日如来とは誰を指すのか。その元は自分の心である」
大日如来は、すべての仏の根源(根元仏)で、空間や時間に束縛されず、必要な時に必要な仏の姿となって現れる仏ということです。「本是我心王」が第三シンボルに近く、レイキの第四シンボルも大日如来を象徴するものと近いのではないでしょうか。
第一、第二シンボルに関しては、これも本当の意味については分からないのですが、第一シンボルは、ヘビが釜首をもたげているイメージから、出雲神との繋がりがあるとかいわれ、第二シンボルは、その形から、阿弥陀如来の梵字から来ているのではないかといわれています。
(注)レイキのシンボルマークとマントラは伝授を受けてない方には公表できません。シンボルマークの意味もあくまでも俗説として参考程度にお考えください。
さて、先ほど空海の言葉が出てきましたが、空海とレイキというのは、今まであまり結びつけて語られることはなかったと思います。しかし、意外なところで結びつきを見ることができるのです。
空海は、高知県の室戸岬の洞窟に籠り、夜を徹して一心不乱で「虚空蔵求聞持法」の真言を唱えると、夜明けに太平洋のかなたから明星が飛来し、口から体内へ飛び込んだと伝えられています。
明けの明星というのは金星のことで、レイキの聖地の鞍馬の魔王殿にも金星よりサナト・クマラが降臨したという伝承があります。コラムBの記事「臼井甕男と天津甕星」の中でも説明しましたが、「レイキ=天津甕星=金星」なんですね。

さて、レイキの使い方の一つに、レイキボックスなる手法があります。レイキの伝授を受けた方の中には、活用している方も多いかと思います。
レイキの伝授を受けた際に、レイキティーチャーさんからレイキボックスについての説明を受けると思いますが、そこでは、ボックスにパワーストーンや願い事、薬などを入れて、箱に向かってレイキを送る・・・、といった説明が多く、またそのような使い方をしている方も多いかと思います。
ボックスは、お菓子の空き箱や100円均一で売っているような箱など、どんな箱でもOKですが、そのまま使うより、ちょっとひと工夫して、自分のお気に入りの箱に仕上げてみるのも楽しいかと思います。

写真は、大覚寺に行った時に買ってきたお土産の箱を使って、レイキボックスを作ってみました。濃紺の箱と菊の文様が綺麗でシックな雰囲気だったので、ここにちょっとレトロなスタンプをしてみただけなのですが、なかなかいい感じじゃないですか?菊の文様とレイキが妙に合うような気がして、お気に入りの一品になってしまいました
さてさて、写真の箱は単なるレイキボックスにあらずで、いずみ整体的にひと工夫されているのであります。
といっても、パワーストーンのブレスレットを浄化のため預かった際に、いい具合に(強力に)浄化するにはどうしたらいいかなとエネルギーグッズを組み合わせていたらできあがった箱なんですけど、「もう駄目かもしれない。覚悟を決めて諦めないといけないのかも(>_<)」という案件を箱の中に放り込んでおいたら、見事に解決に向かってしまって、ビックリこいた次第であります。 結構いい具合に、強力にエネルギーが働いてくれているみたいですよ。
箱の中には、レイキのシンボルマークと、ある秘密のモノをセットしてあるのですが、箱の中の様子はお見せできませんのであしからずです。ちょっとだけ、ヒントをいうと、シンボルマークと密教に関するものを組み合わせて箱の中を作っていて、例えるならば、古墳の玄室のような仕様になっております。

友人の治療家から教えてもらった邪気抜きをやる時にも、真言密教とレイキを組み合わせるのですが、「また欲出して、エネルギーをあれこれミックスさせているんじゃないか?」と少々彼を疑っていたのですが、レイキと密教のマッチングはOKだったわけですね。邪気抜きに威力があるというのも納得なわけでした。
<東三河エネルギー研鑽会の日常 2012年10月7日ブログ記事より>
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