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不思議コラム    〜東三河エネルギー研鑽会の日常 番外編〜

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(34)チベット死者の書・バルド

 

 

以前、と言ってもずいぶん前のことで、19945年頃のことになるのかもしれませんが、Tから「チベット死者の書・バルド」の内容をまとめたというテープをもらったことがあるのを思い出し、久しぶりに引きずり出して聞いてみました。死ぬ前に一度聞いておくといいと言われたので、もらった当初に本当に一度だけ聞いたことがあるものでした^^;

 

改めて聞いてみると、内容はなかなか面白く、よくまとめてあるな〜などと関心してしまいました。

 

そんなバルドの話を、先日T氏としたんですが、T氏が「人は死ぬと鏡のようなものが目の前に出てきて・・・」とお土産見に持っていったドアラのシュガートーストを鏡に見立てて説明をし始めました(サークルKで売っておりました)。

 

誰でも聞いたことがあるとは思いますが、あの世に行くと、鏡のようなものが目の前に出てきて、その中に生前の行いが全て映し出されると言われていますよね。ところが、そこに映し出される内容は、とても正視できるようなものではなく、目を覆いたくなるような、逃げ出したくなるような事柄が目の前に曝け出されるのです。自分が今まで行ってきたこととはいえ、とても見るに耐えられないものを見せつけられるわけです。

 

そして、その鏡と一緒に、鏡の周りには6つの穴も出現するようです。その6つは六道と言われるもののようです。

 

鏡に映し出されているものに耐え切れない魂は、思わず鏡の回りにある6つの穴のどれかに飛び込もうとするわけです。その6つの穴には人間、天上、修羅、地獄、餓鬼、畜生の世界があり、来世はその穴の住人として生まれ変わり生きていくようです。でも、出来ることなら、耐え切れない映像が映る鏡の中に飛び込むことが解脱の道らしいのです。

 

話を聞く限りでは、鏡に飛び込むだけなら簡単じゃ〜ん(^^)vなんて思える節もありますが、T氏も言っていましたが、これがなかなか出来るものではないんだそうです。

 

例えば、高いところから落ちそうになるとか、崖っぷちから下に落ちていくなどという夢を見たことがあると思いますが、この時、だいたいの人は、怖さでパッと場面が切り替わってしまったり、これは夢だから・・・などと都合のいいこと考えて、落下を回避していることが多いと思います。この高いところから落下する夢は、人間の奥底にある恐怖感をあぶりだすような、なんともいえない得体の知れないイヤ〜な感じがして、落下し切ってみることは出来ない方が多いのではないでしょうか。

 

先日、コブメロは大きな扉の前に立っている夢を見ました。足元は10センチくらいの足場しかなく、その下は絶壁で前に行くことも横に動くことも出来ませんでした。ちょっとでも強い風が吹いてきたら落下しそうで怖くて、「これはいかん。扉の中に入ろう」と思った瞬間、塔みたいな部屋の中にいたのです。でも、扉は外開きのようだったので、扉を開くと私は落ちるはずなんです。「あの状況だったら落ちるはずなのに、なんで部屋に入れたんだろう」などと夢の中で考えていました(-_-)zzz

 

落下する夢を見たら、思い切ってそこに飛び込んでみるといいと言われています。そうすると、飛び込んだ先に何か違った世界が開けるとか、実は怖いものはなかったと分かるそうなんです。

 

落下していく地面に飛び込むことができたら、落下していく海に飛び込むことができたら・・・、ひょっとしたらおぞましい映像の鏡にも飛び込むことができるのかもしれませんね。夢の中で落下する先に飛び込んでみること・・・、これが出来たからといっておぞましい鏡に飛び込めるかどうかは分かりませんが、鏡に飛び込むための訓練にはなりそうです(^_-)-

 

スピリチュアルの世界、ヒーリングの世界、エネルギーの世界に足を踏み入れることにも、その道を正しく生きるという確固たる決意がいると説明している人もいます。一度その道に踏み込んだら、後戻りはできない、どんなことに遭遇しても渡り切る決意が必要で、渡りきった先に次へのステージの扉が開くと。

 

日本には、「腹をくくる」という言葉がありますが、腹をくくってその道に飛び込み、そして、飛び込んだ先に身を委ねることが解脱する道筋なのかもしれないですね。

 

バルドでは、解脱の光に飛び込むチャンスが何度でも与えられています。しかし、とうとう49日を迎えるにあたっても、どうにも解脱の光に飛び込めなかった場合、輪廻転生の道に進むしかないのですが、結構ご丁寧に、子宮の選び方なども説明してくれています。

 

私はビビリなので、鏡には飛び込めないタイプだと思うので(もりけんのいう忘却のスープも乾きに耐え切れず飲むタイプだな(>_<)、転生するなら条件のいいところに生れ落ちたいわけですが、そんなこともうまくできるのかな〜?とバルドを聞いて思った次第でした。

 

「チベット死者の書・バルド」は死後の世界のガイドブックとか、次元シフトへのプロセスと言う人もいます。死者の魂が帰ってくるといわれるこのお盆の時期に、なぜ人は生まれてくるのか、何のために生まれてくるのか、この世を離れた魂はどこへ行くのか・・・、などを考えてみるのもいいのではないでしょうか。

 

でもさ、鏡に飛び込めなかった人が、ここに輪廻転生をしてきているって事でもあるんだよね〜???ううう〜、なんだかな〜(;_)

 

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Sleep is the best meditation 〜睡眠は最高の瞑想である〜 byダライ・ラマ

 

 

東三河エネルギー研鑽会の日常 200882日ブログ記事より>

 

 

 

 

 

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